
屋久島といえば、森の恵みですよね!まずは地元の猟師さんが獲った『屋久シカ』や『屋久ドン(トビウオ)』の料理を調査してきます。この島独自の生態系が育んだ味…。船のディナー用に、屋久島の芋焼酎でフランベしたジビエ料理のヒントを掴んでこようと思います!

屋久島の天気は、一ヶ月に35日雨が降ると言われるほど変わりやすい。私はしっかりレインウェアを着込んで、白谷雲水峡へ向かうよ。苔むした森に雨が滴る光景こそ、この島の真の美しさだからね。

私は森の奥深くで、大地のエネルギーを感じながら呼吸を整えたいです。千年以上も生き続ける屋久杉の力…。巨大な『ウィルソン株』の中で空を見上げて、心身をリセットしてきます。船に戻ったら、皆さまに森のマイナスイオンをイメージした癒しのストレッチをお教えしますね♪
| 使用する主なバース | 宮之浦港 |
| 着岸可能サイズ | 5万トン〜7万トン級(大型客船。超大型船は沖合に停泊し、テンダーボートで上陸する場合あり) |
| 客船年間寄港数 | 年間15隻〜25隻前後 |
| 開港年・増改築歴 | 1951年:重要港湾に指定・1993年: 屋久島が日本で初めて世界自然遺産に登録・現在:自然保護と観光の両立を目指すエコツーリズムの拠点として整備 |

船が東シナ海を南下し、水平線の向こうから屋久島の巨大なシルエットが姿を現すと、その圧倒的な高さに誰もが息を呑みます。標高2,000メートル級の山々が海から直接突き出したような急峻な姿は、まさに洋上のアルプス。山頂付近を覆う重厚な雲と、海岸線までびっしりと埋め尽くす濃密な緑の森が、この島が蓄える莫大な水の存在を予感させます。デッキを吹き抜ける風が、少しずつ森の匂いを含んだ湿り気を帯び始め、いよいよ太古の生命が眠る地へと足を踏み入れるのだという、厳かな緊張感が胸に込み上げます。
宮之浦港は島のメインゲートですが、屋久杉が見られるヤクスギランド」や白谷雲水峡までは車で約30〜40分かかります。大型客船の寄港時には主要スポットへのシャトルバスが運行されることが多いですが、自分のペースで歩きたい方は路線バスのまつばんだ交通や種子島屋久島交通の利用が便利です。ただし便数が限られるため、滞在時間の短いクルーズ客にとっては、オプショナルツアーに参加するか、認定ガイドが運転する観光タクシーをチャーターするのが効率的かつ深く島を知るための最良の手段となります。

屋久島を訪れたなら、まずは白谷雲水峡へ。映画のモデルにもなったと言われる苔むした森は、雨の日こそ緑が鮮やかに輝き、現実離れした美しさを見せてくれます。何千年も風雪に耐えてきた屋久杉の巨木たちが放つ静かな威圧感は、見る者の時間の感覚を麻痺させるほどの力があります。
ダイナミックな水の風景なら、大川(おおこ)の滝がおすすめ。日本の滝百選にも選ばれた名瀑は、降り注いだ大量の雨を一気に海へと還す、島の循環の象徴です。また、時間があればいなか浜へ。ここは世界有数のウミガメの産卵地であり、花崗岩が砕けてできた白い砂浜と透き通った海が、山の険しさとは対照的な優しさを見せてくれます。
グルメでは、独特の歯ごたえと甘みがたまらないトビウオの唐揚げや、濃厚な旨味の屋久シカの燻製を。お土産には、屋久杉の工芸品や、香り高い屋久島茶、そして三岳に代表される名水仕込みの芋焼酎。
屋久島は港を起点に、樹齢千年の巨木が息づく深い森や、巨大な花崗岩を削り落とす豪快な滝など、圧倒的なスケールの原生自然を一日で体感できる、エコツーリズムの聖地といえる寄港地です。






- 日本で初めて登録された自然遺産としての格があり、森の深さや景観の壮大さは他の港では味わえない
- 雨が多いからこそ見られる苔の輝きや大迫力の滝など、水の豊かな島ならではの景観が凝縮されている
- ヤクシカやヤクザルといった、島固有の動体との遭遇率が高く、野生動物を身近に感じられる
- 天候不順によるツアーの中止や、散策中の豪雨が頻繁に起こる。しっかりとした雨具の準備が不可欠
- 港から森の入口までは距離があり、山道も多いため、車酔いしやすい方や体力に自信のない方には移動が少し辛く感じられる
- 外洋に面しているため波が高くなりやすく、天候によっては着岸を断念したり、通船での上陸が困難になる場合がある
屋久島(宮之浦港)
【港名】
宮之浦港(みやのうらこう)
【港住所】
〒891-4205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦
MAP地図は岸壁やバースの場合と、港のターミナルなどを指している場合があります。

