
高松は『瀬戸内国際芸術祭』の拠点。まずは港に立つ2本のカラフルな柱『Liminal Air -core-』の前で精神を研ぎ澄まし、それから北浜アリーのリノベーション倉庫で最新のアートシーンをチェックしたい!

私はアートより『麺』が気になります〜!高松はうどん県の本丸。上陸した瞬間に、立ち食いうどんの出汁の匂いで場所がわかるくらいですよ。まずは行列のできる名店で『釜あげ』を。その後は骨付鳥の有名店へハシゴして、ビールと一緒に地元のソウルフードを制覇してきますっ!

私は静かに『栗林(りつりん)公園』へ。一歩一景といわれるあの大名庭園の美しさは、究極の整理整頓と様式美の極致ですわ。職人が手入れした松の枝振りを眺めながら、抹茶をいただく…。午後は盆栽の聖地・鬼無(きなし)まで足を伸ばして、小さな宇宙を掌で愛でる喜びを味わってきます。
| 使用する主なバース | 高松港 玉藻地区 |
| 着岸可能サイズ | 5万トン〜10万トン級 |
| 客船年間寄港数 | 年間20〜30隻 |
| 開港年・増改築歴 | 1588年:生駒親正により高松城(玉藻城)が築城され、港町が形成される・1910年: 宇高連絡船が就航。四国の玄関口として黄金期を迎える・2001年:サンポート高松がオープン。再開発により近代的なウォーターフロントへ変貌 |

高松港への入港は、屋島のダイナミックな台地を右手に眺め、女木島や男木島といった個性豊かな島々の間を抜けていく、瀬戸内海の魅力を凝縮した航路です。船上からは、海水を掘に引き込んだ高松城(玉藻公園)の石垣と、近代的な高層ビル群が絶妙なコントラストで迫り、下船した瞬間から歴史と現代が交差する街の鼓動を感じられます。着岸時には、地元の方々による情熱的なさぬき高松まつりの総おどりや、和太鼓の演奏が埠頭を熱く盛り上げ、四国の玄関口らしい華やかなホスピタリティでゲストを迎え入れます。
高松港の最大の強みは、その圧倒的な立地の良さです。岸壁から高松駅や琴電(コトデン)の高松築港駅までは徒歩数分。主要観光地の栗林公園へも、レトロなコトデンに揺られて約10分と、驚くほどスピーディーにアクセスできます。また、港に隣接したサンポート高松からは直島や小豆島行きのフェリーが頻繁に出ているため、午前中は市内でうどんを楽しみ、午後は船でアートの島へ渡るといった贅沢な二本立ての旅も、自分の足だけでスマートに実現可能です。

高松観光の至宝は、国指定特別名勝の栗林公園(りつりんこうえん)です。広大な敷地に6つの池と13の築山を配した大名庭園は、「一歩歩くごとに景色が変わる」といわれるほどの完成度。掬月亭で池を眺めながらいただく抹茶は、旅の疲れを芯から癒してくれます。歴史に触れるなら、港のすぐ横にある高松城(玉藻公園)へ。全国でも珍しい海水の堀では、鯛が泳いでおり鯛願成就のエサやり体験も楽しめます。
食の楽しみといえば、何といっても讃岐うどん。早朝から開いている店も多く、シンプルながら奥深いコシと出汁の旨みは、本場でしか味わえない感動があります。また、スパイシーなタレで焼き上げた骨付鳥(ほねつきどり)も必食。親鳥の歯ごたえと若鳥の柔らかさ、どちらを選ぶかも高松流の楽しみ方です。
さらに足を伸ばせば、源平合戦の舞台・屋島(やしま)へ。山上からは瀬戸内海の多島美が一望でき、新名所のやしまーるでは建築美と絶景が融合した空間を堪能できます。お土産には、和三盆糖の干菓子や、讃岐提灯、漆器の小物を。伝統の技が息づく静かな庭園と、活気あふれる麺の文化、そして瀬戸内の風が吹く高松は、知的好奇心と胃袋を最高潮に満たしてくれる、非常に満足度の高い寄港地です。






- 港、駅、お城、商店街がすべて徒歩圏内にあり自由行動がしやすい
- 「うどん」という明確な名物があり、安くて美味しい店が密集している
- 離島観光を組み合わせることも可能
- 有名なうどん店は昼過ぎに閉まってしまうことも多い
- 大型連休の混雑
- 近代的な埠頭のため、「情緒あふれる港町」というよりは「便利な都市の港」という印象が強い
高松港
【港名】
高松港(たかまつこう)
【港住所】
〒760-0019 香川県高松市サンポート8-22
MAP地図は岸壁やバースの場合と、港のターミナルなどを指している場合があります。

