
ついに来たか、世界遺産・小笠原。ここは電波の入りも独特だが、何より空が違う。錨泊中の夜、デッキから見上げる星空は、まるで宇宙に放り出されたような錯覚に陥るぜ。人工の光が届かない場所ならではの贅沢だな。

海もヤバいですよ!『ボニンブルー』って言葉、大げさだと思ってましたけど、テンダーボートから覗き込む海の色、本当に吸い込まれそうな深い青ですね。上陸したら、私は絶対に『南島』へのツアーに参加したいです。あの白い砂浜、一生に一度は見ないと!

自分は上陸したら、まずは特産品のラム酒を買いに行く。母島のサトウキビから作った酒を、船の自室でちびちびやるのが最高の楽しみなんだ。小笠原は時間がゆっくり流れていて、魂が洗濯される気がするよ。
| 使用する主なバース | 父島・二見湾(ふたみわん)内 錨地。上陸地点は二見港(船客待合所周辺) |
| 着岸可能サイズ | 着岸不可(沖泊まり)。通船による上陸 |
| 客船年間寄港数 | 年間10〜15隻前後 |
| 開港年・増改築歴 | 1593年:小笠原貞頼により発見されたと伝えられる(諸説あり)・1830年: ナサニエル・セイボリら欧米人と太平洋諸島民が定住を開始・1876年: 明治政府が日本領土であることを国際的に宣言し、本格的な開拓が始まる・1946年: 第二次世界大戦後、米軍の軍政下に入る(欧米系島民のみ帰島が許される)・1968年: 小笠原諸島が日本に返還。二見港の整備と一般島民の帰島が加速・2011年: ユネスコ世界自然遺産に登録。二見港がその玄関口として世界的に注目される |

小笠原・父島へのアプローチは、日本で最もドラマチックです。数日間の航海を経て、ようやく見えてくる断崖絶壁の島々。二見湾の静かな水面に浮かぶ本船から、小型のテンダーボートに乗り換えて島を目指します。海風を全身に浴びながら、透き通った青い海を渡る時間は、まさに冒険そのもの。運が良ければ、ボートのすぐ脇を野生のミナミハンドウイルカが並走してくれることもあり、上陸前から小笠原の洗礼を受けることになります。
オプショナルツアー参加が一般的ですが、上陸地点となる二見港周辺は「大村」と呼ばれる島の中心地で、飲食店や土産物店、宿泊施設が密集しており、徒歩だけでも十分に島の雰囲気を感じられます。島の奥深くにある展望台やビーチを目指すなら、レンタルバイクやレンタカーが必須。島内には急坂が多いため、50ccの原付バイクが最も機動力のある足として人気です。村営バスも運行されていますが、本数が限られているため、自由度の高い移動手段を確保するのが島を満喫するコツです。

小笠原観光の目玉は、ここでしか見られない固有種の宝庫であること。オプショナルツアーに参加してウェザーステーション展望台から夕日やザトウクジラ(冬〜春)を探したり、が眠る境浦でシュノーケリングを楽しんだり、アクティビティは尽きません。
グルメでは、郷土料理の島寿司はもちろん、パッションフルーツやマンゴーといった南国フルーツも見逃せません。そして小笠原の夜といえば、特産の小笠原ラム。地元の薬草・ギョクシンカを漬け込んだリキュールなども人気です。出港時には、島民の皆さんがボートや漁船で本船を追いかけ、海に飛び込みながら「いってらっしゃい!」と見送ってくれる「ボニン・ボヤージュ(お見送り)」があり、多くの船客が涙を流すほど感動的なシーンが繰り広げられます。






- 世界自然遺産への冒険
- 圧倒的に美しい「ボニンブルー」の海
- 来島者を家族のように迎えてくれる温かい島民性
- 天候による抜港リスク
- 全ての物資を船便に頼っているため、商店の品揃えは便のタイミングに左右され、価格も本土より高め
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小笠原
【港名】
小笠原(おがさわら)
【港住所】
〒100-2101 東京都小笠原村父島東町
MAP地図は岸壁やバースの場合と、港のターミナルなどを指している場合があります。
