門司港

門司港の魅力を船員達が雑談

ラッコ
ラッコ

見てください、あのネオ・ルネサンス様式の門司港駅!100年前の姿に復元されたあの駅舎を拝めるだけで、船乗りとしてこの港に来た甲斐があるというものです。まずは旧大阪商船や旧門司三井倶楽部を巡って、当時の船乗りたちが味わったであろうハイカラな空気をたっぷり吸い込んできます!

イカ
イカ

私は建物の影と光のコントラストを狙います!跳ね橋の『ブルーウィングもじ』が上がる瞬間や、夜にライトアップされるレンガ造りの街並み。どこを撮っても映画のワンシーンみたいですよね。バナナの叩き売り発祥の地ということで、バナナマンの像との記念撮影も外せません!

シバ
シバ

私はもう香ばしい匂いに誘われてます〜!門司港名物『焼きカレー』。上陸したら地元の地ビールと一緒に、オーブンで焼かれた熱々のチーズと卵のハーモニーを楽しんできます♫

寄港地・門司港のデータ

使用する主なバース門司港1号・2号岸壁(または西海岸地区)
着岸可能サイズ3万トン〜5万トン級
客船年間寄港数年間数隻〜15隻前後
開港年・増改築歴1889年:特別輸出港に指定。石炭や米、麦の輸出拠点として急速に発展・1951年: 下関港と共に関門港として特定重要港湾に指定・1995年:「門司港レトロ」として歴史的建造物を核とした観光地整備が完成
※情報は自社調べに基づきますので、詳細を確認したい方は各自治体にお問合せください。

潮流と歴史が交差する「関門の門」への入港

門司港へのアプローチは、下関との間わずか数百メートルという狭い関門海峡を縫うように進む、日本屈指の緊張感と美しさが共存する時間から始まります。船のデッキからは、雄大な関門橋を潜り抜けた直後、右手にレンガ造りの洋館群が映画のセットのように広がり、瞬時に大正時代へと引き込まれるような感覚に包まれます。着岸時には、門司港名物「バナナの叩き売り」の口上が埠頭に響き渡り、威勢のいい掛け声とユーモア溢れる歓迎が、旅人の緊張を笑顔へと変えてくれます。

歴史の迷宮へ一歩!徒歩と観光列車のノスタルジーアクセス

門司港の最大の魅力は、岸壁を降りた瞬間から観光が始まるゼロ距離のアクセスです。1号・2号岸壁は門司港レトロ地区のど真ん中に位置しており、主要な洋館や商店街へはすべて徒歩5〜10分圏内。また、日本一短くて遅いといわれる観光列車・潮風号が岸壁近くから走っており、潮風を浴びながら和布刈(めかり)公園の絶景ポイントまでゆったり移動することも可能です。対岸の下関へも関門連絡船でわずか5分。一つの寄港地で二つの県を軽快に渡り歩ける、非常にアクティブな環境が整っています。

大正ロマンの調べと熱々カレーに心踊る休日

門司港観光のハイライトは、保存修理を終えた壮麗な門司港駅から始まるレトロ地区の散策です。大正時代、海外旅行の拠点として賑わった旧門司三井倶楽部では、アインシュタイン博士が宿泊した部屋が見学でき、当時の社交界の華やかさを追体験できます。日本最大級の歩行者専用はね橋・ブルーウィングもじを渡り、海辺のボードウォークを歩けば、関門海峡をゆきかう巨大な船の姿が目の前に迫ります。

鉄道ファンならずとも訪れたいのが九州鉄道記念館。明治時代の客車や歴代の車両が並ぶ様子は圧巻です。また、少し足を伸ばして和布刈公園へ向かえば、関門橋が頭上を通る迫力の景色と対岸の下関が一望できる絶好のフォトスポットが待っています。

グルメは、門司港発祥のソウルフード・焼きカレーが絶対の主役。香ばしいカレーとトロトロの卵、たっぷりかかったチーズの組み合わせは、一度食べれば病みつきになること間違いなしです。また、デザートには名物のバナナを使ったスイーツを。お土産には、レトロなデザインの雑貨や、地元の地ビール、カマボコを。潮風が運ぶ歴史の余韻、優雅な建築美、そしてスパイシーな香り。門司港は、訪れる人の心に「古き良き日本」の温かさを灯してくれる場所です。

良いところとあまり良くないところ

良いところ

  • 港、駅、観光スポットがすべて狭い範囲に集結しており、歩くだけで十分に楽しい
  • 街全体のトーンがレトロで統一されている
  • 連絡船で下関へ渡れば、歴史ある赤間神宮や唐戸市場もセットで楽しめる

良くないところ

  • 10万トン級を超える超大型客船は接岸が難しい
  • 観光施設や一部の飲食店は閉まるのが早い
  • 関門海峡は潮の流れが速いため、入出港の時間が制限されたり、天候によっては接岸に時間がかかることもある

アクセスインフォメーション

門司港

【港名】
門司港(もじこう)

【港住所】
〒801-0841 福岡県北九州市門司区西海岸1丁目3-1

MAP地図は岸壁やバースの場合と、港のターミナルなどを指している場合があります。