
那覇や宮古の賑やかさも素敵ですが、久米島のこの落ち着いた空気は格別ですよね。私は、まず『畳石』へ行きたいと思っています。五角形や六角形の岩が並ぶ不思議な海岸で、波の音を聞きながらリフレッシュしてきます。

私はこの島の『水の循環』に注目しているんだ。久米島は海洋深層水の利用が非常に進んでいる島だからね。上陸したら、深層水を使った水産施設や発電施設を巡り、この島がいかに海と共生しているかを学んできたい。その後は、琉球王国の名残を留める『上江洲家(うえずけ)』で、島の歴史に思いを馳せるつもりだよ。

私はもうお腹が車海老を求めて跳ねてるます〜!久米島は車海老の生産量が日本一。まずは獲れたての車海老を塩焼きや天ぷらで。夜は伝統ある『久米仙』の酒造所を訪ねてみます!
| 使用する主なバース | 兼城港 |
| 着岸可能サイズ | 3万トン〜5万トン級(中型船。大型船は沖合に停泊し、テンダーボートで上陸するケースが多い) |
| 客船年間寄港数 | 年間5隻〜15隻前後 |
| 開港年・増改築歴 | 琉球王朝時代:中国(明)への進貢船が風待ちをする重要な港として栄える・1954年: 重要港湾に指定・現在:島の物流と観光を支えるライフラインであり、海洋深層水産業の拠点としても発展 |

水平線の向こうに宇江城岳(うえぐすくだけ)の力強い稜線が姿を現すと、船の下の海は深い藍色から、サンゴの砂地を透かす明るいエメラルドへと劇的にその表情を変えていきます。兼城港への入港は、島の西側に広がる広大な礁湖の穏やかな海域を進む静謐なひととき。デッキからは、切り立った崖・比屋定バンタの遠景や、港のすぐそばに迫る古い集落の屋根瓦が手に取るように見え、かつて「球美の島」と呼ばれた琉球屈指の美貌が、一歩ごとにそのディテールを明らかにしていくような高揚感に包まれます。
兼城港は、島最大の集落のひとつである兼城地区に隣接しており、徒歩圏内にも商店や飲食店が点在しています。しかし、久米島の魅力は島全体に広がっているため、移動手段の確保がポイント。寄港時には主要スポットへのシャトルバスが設定されることもありますが、オプショナルツアーに参加しない場合のおすすめは、レンタカーやレンタサイクルの活用です。島一周は約25キロとコンパクトなので、電動自転車を借りて潮風を感じながら「ミーフガー(奇岩)」などを巡るのも久米島らしい楽しみ方。タクシーを利用して、奥武島(おうじま)まで橋を渡れば、数キロで景色が劇的に変わる島の多様性を楽しめます。

久米島を訪れたなら、何をおいてもハテの浜へ。沖合に浮かぶ、砂だけでできた3つの島は、透明度抜群の海に浮かぶ白い宝石のよう。港からボートで渡り、360度エメラルドグリーンの海に囲まれる体験は、人生観を変えるほどの感動を与えてくれます。
島内の散策なら、国の天然記念物・畳石(たたみいし)が必見です。火山活動の影響でできたと言われる、幾何学模様に広がる不思議な岩場は、自然が作り出した精緻なアート。また、歴史を感じるなら宇江城城跡へ。島で最も高い場所にあるこの城跡からは、晴れた日には遠く沖縄本島や周辺の離島まで見渡すことができ、琉球王国の広がりを実感できます。
グルメでは、身がぎっしり詰まった車海老や、豊かな湧水で育った久米島そばが絶品。お土産には、独特の風味を持つ久米島の味噌や、最高級の織物として名高い久米島紬(つむぎ)の小物、そして泡盛・久米仙や米島酒造の一本を。
重厚な城跡の石垣と、波に洗われる繊細な白砂の対比。久米島は、那覇の喧騒を離れて「素の沖縄」に出会い、心静かに島の鼓動に耳を傾けることができる、知的な充足感に満ちた寄港地です。






- ハテの浜をはじめ、手付かずの自然が色濃く残っており、静かな環境で沖縄本来の美しさを満喫できる
- 車で1時間もあれば島を一周できるサイズ感ながら、奇岩、城跡、伝統建築、産業(深層水)など、見どころの密度が高い
- 素朴なホスピタリティを感じられる
- 兼城港の水深の関係で超大型客船は接岸できず、沖合からの通船移動になることが多く、天候によっては上陸が難しくなる
- 船の乗客が一斉に上陸すると、食事処が混み合ったり、移動手段の確保に苦労したりする場合がある
- 自然を楽しむスポットがメインのため、天候が悪いと楽しみが大幅に制限されてしまう
久米島(兼城港)
【港名】
兼城港(かねぐすくこう)
【港住所】
〒901-3122 沖縄県島尻郡久米島町兼城
MAP地図は岸壁やバースの場合と、港のターミナルなどを指している場合があります。
