
赤石のクレーン群が見えてきましたよ〜!小松島はかつて京阪神と四国を結ぶ海の玄関口として大賑わいした街。まずは『竹ちくわ』を焼き立てで頬張り、それから世界一大きな狸の銅像に会いに行きたいなぁ。

小松島は『阿波の狸合戦』の舞台ですよね!数え切れないほどの狸伝説が街中に息付いている。私は金長狸を祀る神社を巡り、化かし合いの精神を学んできます。船内のエンターテインメントに、少しだけ不思議なスパイスを加えるための視察です!

私は少し背筋を伸ばして、四国霊場第18番札所『恩山寺』へ向かうよ。義経が馬を繋いだという伝説の松や、弘法大師ゆかりの静かな森…。お客様に四国ならではの『お接待』の心をお伝えできるよう、私自身がその空気に浸ってこようと思う。帰りに徳島ラーメンを一杯、最高だな。
| 使用する主なバース | 小松島赤石埠頭 |
| 着岸可能サイズ | 10万トン〜16万トン級の超大型客船も着岸可能 |
| 客船年間寄港数 | 年間数隻 |
| 開港年・増改築歴 | 1185年:源義経が屋島の戦いに向かう際、この地に上陸したと伝わる・昭和初期: 大阪・神戸を結ぶ連絡船の拠点として黄金期を迎える・1951年:徳島港と共に重要港湾に指定・現在:世界最大級のクルーズ船を迎え入れる徳島の海の正門 |

小松島港への入港は、紀伊水道の穏やかな波を切り裂き、広大な赤石地区のコンテナクレーンが並ぶ近代的な埠頭へと滑り込む、圧倒的なスケール感に満ちた体験です。船上からは、義経が上陸したと伝わる海岸線と、背後に控える四国の緑豊かな山々が一度に見渡せ、歴史のロマンと物流の鼓動が重なり合います。着岸時には、地元の中学生によるブラスバンドや、徳島名物「阿波おどり」のダイナミックな演舞が岸壁を埋め尽くし、大型船のゲストを総出で歓迎する熱いホスピタリティに圧倒されるはずです。
赤石地区の岸壁は非常に広大で、下船後の移動にはシャトルバスが必須です。徳島市中心部までは車で約20〜30分。寄港時には阿波おどり会館や眉山へ直行するバスが運行され、徳島の魅力を網羅できます。また、鳴門の渦潮へも高速道路を利用して約40分と、大型客船の拠点として非常に効率的な動線が確保されています。港周辺にはレンタカー会社も充実しており、自分たちで勝浦の雛人形(シーズン時)や遍路道を巡るなど、自由度の高い探索が可能です。

小松島観光のハイライトは、民話の世界に入り込める金長だぬき郵便局や、巨大な狸の像が鎮座する小松島ステーションパークの散策です。手を叩くと水が流れる不思議な演出など、街の至る所にある狸のオブジェが心を和ませてくれます。歴史に触れるなら、源義経ゆかりの旗山(はたやま)へ。義経が源氏の白旗を掲げたと伝わる丘には騎馬像が立ち、古戦場の息吹を今に伝えています。
さらに足を伸ばせば、四国霊場・恩山寺(おんざんじ)や立江寺(たつえじ)へ。お遍路さんの鈴の音が響く静謐な空間は、慌ただしい日常を忘れさせてくれる心の洗濯場所です。徳島市内の阿波おどり会館で情熱的な踊りを体感した後は、鳴門まで移動して渦潮のダイナミズムを堪能するのも、小松島を拠点にした王道ルート。
小松島の名物・竹ちくわも外せません。竹の棒に身を巻き付けて焼いた香ばしいちくわは、そのままかじるのが一番の贅沢。また、白系スープが特徴の小松島系徳島ラーメンや、新鮮なハモの料理も絶品です。お土産には、徳島伝統の藍染め製品や、すだちの香りが弾くポン酢を。伝説の狸たちが守る温かい街並みと、大型客船を受け入れる開放的な気風が混ざり合う小松島は、四国の飾らない美しさを教えてくれる港町です。






- 徳島県内で唯一、世界最大級の客船が接岸できる
- 狸伝説というユニークなテーマがあり、子供から大人まで親しみやすい観光スポットが点在している
- 「阿波の食」の宝庫
- 埠頭の殺風景さ
- 徳島市内や鳴門へ向かうには、必ずバスやタクシーでの移動が必要
- かつての連絡船時代の賑わいに比べると、街中心部は落ち着いており、派手なショッピング施設などは少ない
小松島港
【港名】
小松島港(こまつしまこう)
【港住所】
〒773-0019 徳島県小松島市豊浦町
MAP地図は岸壁やバースの場合と、港のターミナルなどを指している場合があります。

