鹿児島港

鹿児島港の魅力を船員達が雑談

アザラシ
アザラシ

見てください、あの桜島!船乗りとして世界を回っていますが、これほど街と火山が近い港は他にありません。上陸したら、まずはフェリーで桜島に渡って、溶岩道路を走り抜けてきますよ。地球のエネルギーを間近で観察できる絶好のチャンスですからね!

タツノオトシゴ
タツノオトシゴ

私は『薩摩切子』の深い輝きに魅了されています。上陸したら『仙巌園』へ直行したいです!島津家の歴史に触れながら、職人さんの手仕事を見学して…。自分へのご褒美に、紅色の冷茶グラスを一客、大切に持ち帰るのが楽しみなんです♫

マンボウ
マンボウ

私はまず黒豚のしゃぶしゃぶ、仕上げに鹿児島ラーメン。そしてデザートは、あの真っ白な白熊!天文館の本店で顔より大きいかき氷を攻略してきたいなぁ♪

寄港地・鹿児島港のデータ

使用する主なバースマリンポートかごしま(10万トン超の大型船用)、北埠頭(5万トン級以下の中小型船用)
着岸可能サイズ22万トン級(マリンポートかごしまは世界最大級の客船に対応)
客船年間寄港数年間100隻前後
開港年・増改築歴幕末:薩摩藩の海外交流の拠点として、イギリス艦隊との戦い(薩英戦争)の舞台にもなる・1951年: 重要港湾に指定・2007年:大型客船専用の人工島「マリンポートかごしま」が一部供用開始
※情報は自社調べに基づきますので、詳細を確認したい方は各自治体にお問合せください。

錦江湾を染める朝焼けと雄大な山容に抱かれる入港

鹿児島港へのアプローチは、朝霧に包まれた錦江湾を進み、刻一刻と表情を変える桜島の荒々しい山肌が目前に迫る、世界でも類を見ないほど圧倒的なビジュアルから始まります。船のデッキからは、街を縦断する路面電車の音や、朝日に輝く仙巌園の緑が手に取るように見え、南九州の王者の風格を感じさせます。着岸時には、島津家ゆかりの「自現流(じげんりゅう)」の演舞や、勇壮な和太鼓の響きが、旅人を薩摩の熱気で包み込んでくれます。

街を自在に駆け巡る!シャトルバスと路面電車の連携アクセス

マリンポートかごしまに着岸した場合、市街地(天文館・中央駅周辺)までは車で約20〜25分。寄港時には専用シャトルバスが運行されるため、移動に不自由はありません。市街地に到着すれば、そこは路面電車の楽園。レトロな車両から最新の低床車両までが街を走り、仙巌園や照国神社など主要スポットへ運んでくれます。桜島へ渡りたい場合は、北埠頭そばの桜島フェリーターミナルから24時間運航のフェリーでわずか15分。都市と自然がこれほどシームレスに繋がる港は、世界的に見ても貴重です

島津の栄華と火山の恵みを味わい尽くす旅

鹿児島観光のハイライトは、十九代藩主・島津光久によって築かれた名園・仙巌園(せんがんえん)です。桜島を「築山(庭園の山)」に、錦江湾を「池」に見立てた壮大な借景は、見る者を圧倒するスケール。隣接する尚古集成館では、日本の近代化をリードした薩摩の知恵と勇気に触れることができます。

街を歩けば、西郷隆盛や大久保利通ら、幕末の志士たちの銅像や史跡が点在し、歴史の鼓動が今も息付いているのを感じます。また、お土産やショッピングなら繁華街・天文館へ。アーケード街の活気は、南九州随一です。

グルメでは、とろけるような甘みの黒豚や、香ばしく揚げたてのさつま揚げが外せません。そして鹿児島に来たなら、元祖かき氷・白熊。練乳の甘さと色鮮やかなフルーツのハーモニーは、旅の疲れを優しく癒してくれます。お土産には、宝石のような美しさを誇る薩摩切子の小物や、香り高い知覧茶、そして芋焼酎を。火山のエネルギー、武士の誇り、そして甘い南国の誘惑。鹿児島は、訪れる人の好奇心をどこまでも刺激し、深い満足感を与えてくれる寄港地です。

良いところとあまり良くないところ

良いところ

  • 港のすぐそばに活火山がある景観は唯一無二
  • 黒豚、黒牛、焼酎、白熊と、全国的に有名なグルメが目白押しで、食事の満足度が高い
  • 22万トン級が着岸できる最新のターミナルと、市内の路面電車網が完備されており、観光のしやすさが日本トップクラス

良くないところ

  • 風向きによっては桜島の降灰があり、デッキがザラついたり、散策中に目や服に灰が入ることもある
  • 超大型船用のマリンポートは非常に広い人工島のため、ターミナル建物からバス乗り場まで歩く距離が長く、雨天時は少し不便に感じることも
  • 南国ならではの強い日差しと暑さ

アクセスインフォメーション

鹿児島港

【港名】
鹿児島港(かごしままこう)

【港住所】
〒890-0076 鹿児島県鹿児島市中央港新町

MAP地図は岸壁やバースの場合と、港のターミナルなどを指している場合があります。