
別府湾へ入港する際、背後の鶴見岳から街全体が湯けむりに包まれている光景は、まさに圧巻です。これだけの熱源が地下に眠っていると思うと、地球のダイナミズムを感じずにはいられません。上陸したら、まずは『十文字原展望台』へ。港に停泊する我が船と、立ち上る湯けむりのコントラストをこの目に焼き付けたいですね。

私は『泥湯』や『砂湯』のことで頭がいっぱいです!別府には多種多様な泉質がありますからね。上陸したら、まずは海辺の砂湯でじっくりデトックス。船内のスパでも、別府の湯の花を使った特別なトリートメントを取り入れられないか、地元の方とお話ししてくるつもりです♫

私は蒸気で調理された料理を求めてます〜!鉄輪(かんなわ)温泉の『地獄蒸し』。温泉の蒸気で一気に蒸し上げた野菜や海鮮の甘み。まずは地獄蒸しを堪能して、仕上げに大分名物『とり天』もハシゴできたらいいなぁ。
| 使用する主なバース | 別府国際観光港 |
| 着岸可能サイズ | 10万トン〜15万トン級 |
| 客船年間寄港数 | 年間30〜50隻前後 |
| 開港年・増改築歴 | 明治時代:瀬戸内航路の重要拠点として開港。大阪からの観光客で賑わい始める・1951年: 重要港湾に指定・現在:クルーズ客船だけでなく、四国を結ぶ大型フェリーの拠点としても機能 |

別府湾の奥深くへと進むにつれ、背後にそびえる鶴見岳から海岸線に向かって緩やかに傾斜する街の全貌が姿を現します。この港の最大の特徴は、市街地のあちこちから垂直に立ち上る無数の白い筋「湯けむり」が、まるで街の一部として静かに溶け込んでいる景観です。船の高さがある客船のデッキからは、密集する温泉宿の屋根瓦や、湯気で白く煙る鉄輪(かんなわ)エリアの様子を手に取るように俯瞰でき、日本有数の湧出量を誇る温泉都市のダイナミズムを視覚的に実感する瞬間となります。
別府国際観光港は市街地から少し離れていますが、寄港時にはJR別府駅や鉄輪温泉へ向かう臨時シャトルバスが運行されることが多く、個人観光も快適です。街中を網羅する亀の井バスの路線網は非常に充実しており、一日乗車券を活用すれば、地獄めぐりや山の手の展望スポットへも自在にアクセス可能。坂道の多い街ですが、要所にバス停があるため、体力を温存しながら効率よく名湯を巡ることができます。少し離れた湯布院へ足を伸ばすなら、港から観光タクシーやレンタカーを利用して約45分のドライブがおすすめです。

別府に来たなら、まずは地球のエネルギーが噴出する別府地獄めぐりを外すことはできません。コバルトブルーが美しい海地獄や、真っ赤に染まる血の池地獄など、視覚を刺激する不思議な光景は、自然が作り出した最高のアート。足湯に浸かりながら、大地の息吹を肌で感じる時間は、日常の忙しさを忘れさせてくれるはずです。
温泉情緒をより深く味わうなら、石畳の路地が続く鉄輪(かんなわ)温泉の散策がおすすめ。江戸時代から続く貸間の文化が残り、あちこちの側溝から湯気が漏れ出す風景は、どこを切り取っても絵になります。自分で食材を持ち込んで蒸し上げる地獄蒸し工房での体験は、旅の大きなハイライトになるでしょう。
グルメでは、サクサクの衣にカボスを搾っていただくとり天や、喉越し爽やかな別府冷麺が絶品。お土産には、温泉成分を凝縮した湯の花や、伝統工芸の別府竹細工の小物を。
立ち上る湯けむりの向こうに広がる青い海と、人々の温かな笑顔。別府は、歩くたびに大地の熱に触れ、いつの間にか心までポカポカと解きほぐされていくような、慈愛に満ちた癒しの寄港地です。






- 泉質や入浴形態がこれほど豊富な港は世界でも類を見ず、短時間の滞在でも温泉文化を楽しめる
- 地獄蒸しやとり天など、地元の資源を活かした独自グルメが確立されている
- コンパクトな観光
- 街全体に独特の硫黄臭が漂っているため、匂いに敏感な方には少し刺激が強く感じられる場合も
- 坂道の多さ
- 「地獄めぐり」などの有名箇所は観光客が集中しやすく、大型客船が寄港した際は待ち時間が発生することもある
別府港
【港名】
別府港(べっぷこう)
【港住所】
〒874-0000 大分県別府市北石垣
MAP地図は岸壁やバースの場合と、港のターミナルなどを指している場合があります。

