
南海道の要衝。高知城は、日本で唯一、本丸の建築群が当時のまま完存している奇跡の城だぞ。私はあの『追手門』と天守を一枚の画角に収め、山内一豊公が築いた鉄壁の縄張りをこの足で踏破してくる。詰門の二層構造、あの機能美を拝まずに高知を語るなど、船乗りの名が泣くからな。

お城もいいですけど、私は『太陽の味』を追いかけますよ!高知のゆずと文旦…あの強烈な香りと酸味は、船内のスイーツに革命を起こします。上陸したら、まずは市場で採れたての果実を買い込み、隠し味に土佐の辛口銘酒を数滴。くぅ、最高です!

私はよさいこいで土佐の魂を浴びてきます!あの鳴子の音と弾ける笑顔。よさこい情報交流館』で祭りの熱気に触れ、午後はひろめ市場で地元の人と杯を交わしてきます!
| 使用する主なバース | 高須地区岸壁または高知新港 |
| 着岸可能サイズ | 10万トン〜22万トン級 |
| 客船年間寄港数 | 年間40〜60隻 |
| 開港年・増改築歴 | 1601年:山内一豊が入封し、浦戸から大高坂へ本拠を移し、外港として整備・江戸時代: 土佐藩の参勤交代や特産品(鰹節、和紙、材木)の積み出し拠点として繁栄・1951年:重要港湾に指定。その後、大型客船誘致のため新港地区の整備が進む |

高知港への入港は、遮るもののない太平洋の水平線を背に、浦戸湾の狭い入り口を抜けていくスリリングな体験から始まります。船のデッキからは、小高い丘に立つ桂浜の龍馬像が豆粒のように見え、やがて視界が開けると、穏やかな湾内と高知市街がゲストを迎え入れます。着岸が近づくと、岸壁を埋め尽くすよさこい鳴子踊り。鉦と太鼓、そして踊り子たちの咆哮が、静かな船内を一瞬にして土佐の熱狂へと塗り替えていく瞬間は、まさに圧巻です。
高須地区や新港の岸壁から市街地までは、車で約20分。寄港時には専用のシャトルバスが運行され、高知城やひろめ市場のある中心部へと直行できます。市内に降り立てば、そこは現役バリバリの路面電車が走る街。ガタゴトと揺られながら、龍馬ゆかりの地を巡るのも一興です。桂浜へ向かうなら、バスで海沿いの快走路を南下。潮風を浴びながら、龍馬が見つめた太平洋の果てを同じ視線でなぞる…そんなドラマチックな移動が、高知では日常の一部として溶け込んでいます。

高知観光の正解、それはカツオのたたきを食すことに尽きます。それも「藁焼き」でなければなりません。ひろめ市場の喧騒の中、立ち上る炎で表面を一気に炙られたカツオを、たっぷりの塩とニンニクでいただく。口の中に広がる香ばしさと、濃厚な赤身の旨みは、もはや料理というより高知のエネルギーそのもの。昼間から地元客に混じって杯を傾ければ、誰しもが土佐っ子の仲間入りです。
腹を満たした後は、標高44mにそびえる高知城へ。追手門と天守を同時に写真に収めることができる稀有な城郭は、武士の誇りを今に伝えます。さらに、日本の夜明けを夢見た男・坂本龍馬に会いに桂浜へ。巨大な龍馬像の隣に立ち、荒波の太平洋を眺めれば、日常の悩みなどちっぽけに思えてくるから不思議です。
締めくくりは、日曜であれば国内最大級の日曜市へ。300年以上続くこの街路市には、新鮮な野菜からいも天、工芸品までが並び土佐の活気が凝縮されています。お土産には、香り高いゆずのポン酢や、龍馬ゆかりの銘菓を。






- カツオのたたき、ウツボ、文旦など、食のパワーが日本屈指。
- 現存天守の高知城、坂本龍馬ゆかりの地など、歴史好きの期待を裏切らない
- 歓迎の熱気
- 主要な観光地(高知城・ひろめ市場)と桂浜が反対方向にあるため、一日ですべてを巡るには綿密な計画が必要
- 「ひろめ市場」の争奪戦
- 太平洋の天候
高知港
【港名】
高知港(こうちこう)
【港住所】
〒781-0112 高知県高知市仁井田
MAP地図は岸壁やバースの場合と、港のターミナルなどを指している場合があります。
