宮津港

宮津港の魅力を船員達が雑談

イカ
イカ

見てください!あの松並木が一直線に伸びるライン。天橋立はまさに自然が造り出した究極のバランスです。上陸したら、まずは傘松公園まで一気に登り、伝統の『股のぞき』で天地が逆転する快感を味わうつもりです!

カモメ
カモメ

私はクリエイティブに行きます!天橋立の白砂青松、上空から(想像で)俯瞰すると本当に龍に見えるんですよね。上陸したらレンタサイクルを借りて、あの松並木の中を風を切って走り抜けます。智恩寺で『知恵の輪』をくぐって、穏やかな航海になるようお祈りしてくるのも忘れちゃいけませんね。

セイウチ
セイウチ

私は『丹後ブリ』と『飯尾醸造』の酢に注目しているよ。この地の豊かな水が育む食の哲学を、自分の舌で確かめたいからね。まずは地元の市場でセコガニの出汁を吸い、それから創業明治の老舗で赤酢のシャリを使った寿司を堪能したいねぇ。

寄港地・宮津港のデータ

使用する主なバース宮津湾内(沖泊まり)。上陸地点は、宮津港(島崎地区) または 天橋立周辺桟橋
着岸可能サイズ着岸不可(沖泊まり)。通船による上陸
客船年間寄港数年間数隻
開港年・増改築歴奈良時代:丹後国の国府が置かれ、政治・文化の中心地として栄える・江戸時代:北前船の寄港地となり、物流の要所として発展・1951年:地方港湾として指定・現在:日本三景「天橋立」を擁する国際観光港として、テンダーボートによるクルーズ受け入れを強化中
※情報は自社調べに基づきますので、詳細を確認したい方は各自治体にお問合せください。

龍の背中を横目に進む、静寂のテンダー・アプローチ

宮津湾への停泊は、外海の波を遮るように伸びる天橋立の松並木に守られ、まるで湖のように穏やかな水面を滑る静謐な体験です。船上からは、傘松公園側と文珠側の両方から迫る緑の山々が視界を縁取り、その中心を白い砂浜が貫く奇跡の地形を独り占めできます。テンダーボートに乗り換えれば、潮風の香りと共に、松一本一本の枝振りが見える距離まで天橋立が迫り、波打ち際を進む高揚感は沖泊まりならではの特権。神様が架けたという「天の浮橋」の伝説が、現実の景色として目の前に立ち上がります。

知恵の輪を抜けて!松並木・レンタサイクル

ボートが到着する宮津港や天橋立の桟橋からは、主要観光エリアがすべて手の届く範囲にあります。最大の見所である天橋立を渡るには、徒歩で約50分、レンタサイクルなら約20分の海上散歩がおすすめ。対岸の傘松公園へは、松並木を走り抜けた後にケーブルカーやリフトで一気に登るのが王道ルートです。また、宮津市街地のカトリック宮津教会などの歴史建築へも、桟橋からタクシーで数分。公共交通の時間を気にせず、自分の足と自転車で「海の京都」の奥深さをスマートに探索できるのが宮津流の楽しみ方です。

日本三景の奇跡と「智恵」を授かる旅

宮津観光で外せないのは、何と言っても全長約3.6kmの砂州・天橋立です。約6,700本もの松が茂る道の中ほどには、海に囲まれながら真水が湧き出る磯清水があり、自然の神秘を感じずにはいられません。高台にある傘松公園天橋立ビューランドから、股の間から景色を覗く股のぞきをすれば、海と空が逆転し、天橋立が空へ昇る龍(昇龍観)に見える感動を味わえます。

歴史に触れるなら、文珠エリアにある智恩寺(ちおんじ)へ。「三人寄れば文殊の知恵」で知られる知恵の神様を祀り、扇子の形をしたおみくじが松の木に花咲く風景は宮津ならでは。また、少し足を伸ばせば、現役の木造教会としては日本最古級のカトリック宮津教会があり、畳敷きの聖堂という和洋折衷の美しい空間に心が洗われます。

美食では、冬の味覚の王様・間人(たいざ)ガニや丹後ブリが有名ですが、手軽に楽しめる宮津カレー焼きそばや、新鮮なイワシを使ったオイルサーディンも隠れた名物です。お土産には、知恵の輪を模した智恵の餅や、丹後ちりめんの小物を。日本三景の気品と、古くから旅人を迎えてきた門前町の活気が溶け合う宮津は、美しい景色と共に心の知恵を持ち帰ることができる場所です。

良いところとあまり良くないところ

良いところ

  • 日本三景「天橋立」を船上、海上、陸上、山上というあらゆる角度から堪能できる
  • コンパクトな観光動線
  • 海の京都の美食

良くないところ

  • 外海の状況により通船の運行が左右される
  • 観光客が多い
  • 天橋立を歩いて渡る場合や、展望台での「股のぞき」ポイントまでは坂や段差もあり、ある程度の歩行体力が必要

アクセスインフォメーション

京丹後

【港名】
宮津港(みやづこう)

【港住所】
〒626-0002 京都府宮津市杉末

MAP地図は岸壁やバースの場合と、港のターミナルなどを指している場合があります。