留萌は、クルーズ船であまり訪れない珍しい寄港地ですよね。
そうですね。私はとにかくカズノコのイメージが強いです…!
羽幌から離島へ足を伸ばせば、絶滅危惧種のウミガラス(ウロロン)なども観測できるので、留萌下船のクルーズを狙うとより面白いかもしれません!
使用する主なバース | 古丹浜岸壁 |
着岸可能サイズ | 〜万トン |
客船年間寄港数 | 平均1隻 |
開港年・増改築歴 | 1933年:留萌港完成・1936年:国際貿易港に指定 |
留萌(るもい)は何の町?と聞かれたらカズノコと答えます。ちょっと珍しい海産物が特産になっている港です。日本広しといえどカズノコの町は留萌くらいではないでしょうか。なので、せっかく留萌を訪れたなら無理しても数の子を食べてもらいたいです。さらに街のキャラクターとして数の子のゆるキャラもいるほど。全国的には数の子を混ぜたチーズのつまみが絶品らしく、カズチーという商品を他県で目にすることもあります(都内のスーパーにも置いてありますね)。
観光地としては、日本の夕陽百選に認定された黄金岬や、道北エリア最大級の広さのゴールデンビーチといった、夕陽があたれば金色に染まる西側の港町らしいスポットが点在しています。港にほど近い道の駅を起点に町中を散策するのも、多少の散歩には最適です。
また留萌から車で30分程度北上して羽幌まで出ればそこは焼尻島(やぎしり)と天売島(てうり)への玄関口となります。羽幌~焼尻~手売ラインで離島を訪ねてみるのも乙な滞在の仕方。ただ時間の限られた寄港地としての留萌滞在ではやや厳しいです。そのため、なかなか無いですが、留萌下船や留萌発着などのクルーズの際に足を伸ばしてみるのがいいでしょう。
天売島は日本ではこの島しかないと言われるウミガラスの一種が集まることで有名です。観光船に乗り換えて海岸線の崖地にあるコロニーを見に行くのが日常離れした観光方法。焼尻島は海岸や浜辺をめぐる自然散策のツアーが一般的です。島内は自転車でもめぐれるのでレンタサイクルを使うのも滞在方法のひとつ。白砂のビーチや温泉などもあり、なんとなく島内をめぐっていてもそれほど飽きないと思います。
- 日本の夕陽百選にも選ばれた美しい夕陽が見られる港町
- 離島への玄関口になっている
- カズノコが美味しい
- クルーズ船ではあまり寄港しない
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留萌港
【港名】
留萌港(るもいこう)
【港住所】
〒077-0048 北海道留萌市大町1丁目
MAP地図は岸壁やバースの場合と、港のターミナルなどを指している場合があります。