羅臼港

羅臼の魅力を船員達が雑談

アザ船長
アザ船長

世界自然遺産知床に代表される世界有数の自然に囲まれた町・羅臼町を訪れたら、知床半島最高峰の羅臼岳にぜひ登っていただきたいです。

ラッコ船医
ラッコ船医

登山中に見られる高山植物の花も可愛いですよね。あと、羅臼の魅力はなんといっても野生動物との遭遇です!観光船に乗り、夏はクジラ・シャチ・イルカ、冬は流氷と野鳥観察を楽しむことができるので、どの季節に訪れても楽しめる印象です。

アザ船長
アザ船長

船内アナウンスでもお知らせしていますが、クルーズ船からでも海の生物が見られることもあります。あとこのあたりは昔から漁業が盛んなの、オホーツクの美味しい魚が食べられるのも嬉しいポイントです。

寄港地・羅臼港のデータ

使用するバース羅臼港
着岸可能サイズA|〜万トン
客船年間寄港数平均5隻
開港年・増改築歴年:建設・年:完成
※情報は自社調べに基づきますので、詳細を確認したい方は各自治体にお問合せください。

野生動物の宝庫

北海道では最も行きづらい港のひとつとも言えます。道東の先端付近に位置する羅臼は、世界遺産知床のど真ん中とも言える魅力的な立地を誇っています。港の奥には羅臼岳がそびえる自然豊かな港、その一方で熊の出現率も高く、例年熊との遭遇報告は後を絶ちません。幸いクルーズ客船で来た方が熊に襲われた報告はありませんが、クマ温泉やヒグマウォッチングクルーズなども観光資源にあります。なお、ヒグマは最も活動が活発なのは5~7月の初夏の時期と言われています。

世界自然遺産、知床・羅臼町

北に行けば網走、南に行けば中標津や根室もありますが、せっかく羅臼まで来たからには、知床(羅臼)を楽しみたいところ。標高1660メートルの羅臼岳のトレッキングは比較的ゆるやかなルートを往復3時間程度で、羅臼岳を目の前に望む素晴らしい景色に出会う事ができます。湖に抱かれた羅臼岳は北海道の奥地まできた実感が沸き、感動もひとしおです。他にも港の高台にある羅臼国後展望台や羅臼港から徒歩圏の道の駅などもあります。レンタカーがあれば知床峠を目指すのも良いです。なお知床岬方面へのアクセスは森が深く、一般観光客は立ち入り禁止となっているので注意が必要です。だが、そもそも東側は相泊海岸、西側はカムイワッカの滝までしか地図に描かれている道がないため普通は迷って入ることはありません。

世界遺産ならでは。海のネイチャー体験

羅臼岳や森ではなく、羅臼は海の自然も素晴らしく、7~9月はシャチ・マッコウクジラと、2~3月にはオオワシ、オジロワシ、流氷など、現地の観光船に乗り換えれば様々な生き物に出会うことが出来るのも魅力。シャチはクルーズ船から見られることはほとんどないため、観光船のクルージングルートが必要かもしれません。マッコウクジラはこの海域にかかわらず周遊しているため、運が良ければ他の場所でも見ることができます。ただマッコウクジラも普段は深海にいることが多く、遭遇を狙うにはソナーが必要になるケースがほとんど。

クルーズ船からしか見られない絶景

また客船が入港する時刻の数時間前には知床岬を大きく回り込みます。だいたい早朝5時台などだが、朝日に照らされた知床岬はクルーズ船からしか見られない絶景と言えます。滞在時間にもよるが出港後の夕陽の時間に知床岬を通るケースもあるため、食事時間と調節できれば是非岬を通過する瞬間は見ておきましょう。根室のノシャップ岬に勝る道東東北端の感動が待っています。

良いところとあまり良くないところ

良いところ

  • 野生動物の宝庫。運がよければシャチやクジラも見られる
  • クルーズ船ならではの知床岬の絶景
  • 世界自然遺産に代表される、手つかずの豊かな自然を堪能できる

良くないところ

  • ツアーに参加しないとできることが少ない
  • 自然を見る場合はネイチャーガイドが必要
  • ヒグマに遭遇する可能性も

アクセスインフォメーション

羅臼港

【港名】
羅臼港(らうすこう)

【港住所】
〒086-1832 北海道目梨郡羅臼町船見町2−3

MAP地図は岸壁やバースの場合と、港のターミナルなどを指している場合があります。